実際に心のうちを、信頼している人に話すということは、ほんとうに大事だなと思った
自分が思っている何倍も、というか量よりも質の方が重要だと思うが、ずっとずっと、自分に影響をもたらすなあと、感じている
ずっと言えていなかったことを、良人に伝えた
そうしたら、かねてから頭の中でいろいろ考えていた言葉の選択や伝え方ができたこともあって、嫌な仕方で伝わることなく、真意が届いたように思う
嬉しい
カウンセラーの人に先週、別のベクトルではあるが、口にするのもその片鱗をにおわせることも憚られるような、心のうちというか、衝動とか葛藤とか欲望の話をした
その時も、同じように、思っていたよりずっと気持ちが軽くなった
自分は、こんなところであれこれ思いつくまま考えや感じたことを、話している時とかなり近い言葉遣いで書いたりするような人間であるので、そんなに他人に自己を開示するのが怖くない人間なんじゃないかと思っている節がある
しかし、その実、人前じゃとても言えないなと思っているようなものをたくさん抱えている
でも、それがふつうなんだよな、おそらく
別の時点の話として、
良人に、「自分のことを理解しようとしてくれるから好きだ」と言われた
いくらか反論?というか、ふだんはこういうこと言うくせに、と、半ば突っぱねるようなことを返したが、そのあとちゃんと、ありがとう、嬉しいと伝えた
理解しようとしている、そのことが伝わることが、とても嬉しい
嬉しかったのだ
自分のことを理解してもらいたいとか、そういった下心や、相手に施せば同じことが自分に返ってくるだろうといった損得感情に関係なく、ただただ、その相手のことを知ろうとする、理解しようとする瞬間が、自分にだって、たしかにあるはずで
あったはずで
それを受け取ってもらえていることが、認めてもらえることが嬉しいのだ
僕にとって、それは、愛情に類する感情であるように、どうしても思えてならないから
おやすみなさい